ディスプレイあれこれ Vol.2

前回は「かたち」から全体を組み立てていくディスプレイをご紹介しました。
今回は「いろ−色」を中心に考えてディスプレイした例です。

 

2 「いろ−色」をベースにしたディスプレイ
はじめに使いたい色を決めて、イメージを固めていきます。
ここでは「フォクシア」を中心に「ピンク」「クリムゾンレッド」などを使うことにしました。

 

「ブラック」「ゴールド」で落ち着いた雰囲気をプラスしました。

 
 

選んだ色を全体にバランス良くちらします。
写真では分かり辛いですが、ベッド上のクッション、ボード上のテーブルランプ、
ダイニングテーブル上のティーセット(サンゴ柄)が差し色になっています。

 
 
 

奥、チェストの上。手前のピンクの箱は革製のアルバム。

 

いろいろなクッションとタッセル。

 

イタリア、バーガ社製のきれいなピンク色のテーブルランプ、
その奥の小鳥のオブジェはムラノガラスです。

 

「フォクシア」から連想されたイメージ、「春」「かわいい」フランス映画の「アメリ」の雰囲気など。
そこで、ガーベラや木蓮、石楠花など春の花の造花を選び、
バラや水仙など様々な花が描かれたアンティークのエッチングを合わせました。
黒のシックな額はフィレンツェの職人が造ったものです。
家具レイアウトは新婚の若夫婦が住まうワンルームマンションという設定でした。
新婚とはいえ男性が住むにはかわいらしすぎる空間でしょうか・・・