アンティーク + モダンの家 T様邸

 

都心の静かな高台に佇む低層マンション。
ここに住んでいる30代ご夫婦のお宅をご紹介します。
商社に勤務する奥様は海外出張が多く、その際アンティークを見て回るのが
ご趣味だそう。主にフランスやイギリスの蚤の市で掘り出し物を見つけています。

 

シャンデリアはフランスで見つけた 「バカラ」 のもの。
ご夫婦二人で船便を手配し、通関業務もこなし輸入したそうです。
行動力のある奥様とやさしいご主人様の息はぴったりです。
ダイニングセットは神戸で出会ったフランスのアンティーク。
110cm角のテーブルは伸張式で、最大8名まで利用出来ます。
アールデコの曲線の脚が特徴的です。

 

細部には、かわいらしいリボンがついています。
サイズもほどよい大きさ、いぶしたゴールド色も素敵です。

 

椅子の座面は、イギリスの「オズボーン&リトル」 の生地で張替えています。
アールデコのチェアーにとても似合っています。

 

ダイニングの奥に見える引き戸はキッチンへと続きます。
左側のチェストはヨーロッパ製アンティーク。
アンティーク好きは、食器から始まり家具へと広がっていったそうです。

 

こちらはTV台 兼 飾り棚のリブレリアです。
今はTVを隠している状態。
仕上げが茶とクリーム色の2色使いのため、白い漆喰壁に馴染んでいます。
大きさは W270 x D45 x H190 です。

 

TVを見るときは、引き戸を左端に寄せます。
TVのサイズ (42インチ) や機材のサイズを考慮し、ご主人様が何度も試行錯誤して
設計されました。
スピーカーの色はリブレリアに合うものを探し求めたとのこと。

 

リブレリアを側面から見たところ。
奥行きは上から240、360、450cmと変化をつけ、動きを出しています。

 

リブレリアの向かい側の壁です。
モダンな白い革のソファーとアンティークのサイドテーブルを上手に合わせています。
大きなワインレッドの絵は 津田美穂子さん の作品です。
ご両親が絵の収集家で、実家にはたくさんの絵があり、そのうちの一枚だそうです。
このワイン色をリビング・ダイニングのポイントカラーにしています。

 

ご結婚前に奥様が中国でご購入されたアンティークのサイドテーブル。
綺麗な柄が描かれています。

 

フランス製アンティークのネストテーブルは、小ぶりで猫脚がとても愛らしいです。
ソファーにはチェアーと同じ生地で作った小さめのクッションを飾っています。
バルコニーには緑が溢れていました。

 

ラベンダーからは良い香りが・・・
ハーブは時々お料理に活用しているそうです。

 

寝室にはクイーンサイズのベッドの上に ピカソ のリトグラフを飾っています。
”寝顔” が寝室にぴったりです。
シンメトリーに置いたサイドテーブルとテーブルランプはフランス製のもの。

 

入り口から寝室を眺めたところ。
トルコ製生地で作った白いベッドスプレッドが爽やかです。
使っている色がモノトーンのため、とても洗練された印象です。

 

寝室のシャンデリアは、リビングのものより小ぶりでシンプルです。
しずく型のクリスタルがとても可愛らしいです。

 

寝室のフロアーランプはイタリア BAGA社のもの。
シックなカーテンはFISBA社製。

 

洗面スペースの壁には茶の小さめタイルを採用し、大人びた雰囲気に。
ダブルシンクがマンションの標準仕様だそう。広くてとても使いやすそうです。

 

トイレの洗面カウンターのベージュと黒の壁面のコントラストが
スタイリッシュな印象。
さりげなく、配管部分を茶系のドライフラワーで隠しています。

 

ボウルと一体型のカウンターに、シックなディスプレイ。

 

玄関ホールのシューズクローゼット上には、もうすぐお生まれになる
赤ちゃんをイメージしたアートを飾っています。
ピンク色のドライフラワーが、優しい雰囲気を醸し出していますね。

 

お気に入りの赤ちゃんグッズを拝見させて頂きました。
予定では男の子だそうです。

 

最後に...近くにあるお寺からの写真です。
池には睡蓮と、たくさんのおたまじゃくしが泳いでいました。

 
 

★ T様邸は、某女性誌の ”インテリア特集” に先月号で取り上げられています。

 
 

( アビターレ取扱い商品 )
 
・リブレリア、ベッド (以上マルケッティ)
・フロアーランプ (BAGA)、ベッドスプレッド、小物等