思い出と心豊かに過ごせる家 

 ようやく秋が訪れたという実感を肌で感じられるようになってまいりました。

久しぶりのお客様宅訪問です。

 

 

今回の訪れたS様ご家族は都心の一戸建てにお住まいです。

現在、ご主人様は海外赴任の為お話を伺えませんでしたが、お嬢様の進学のタイミングで

帰国された奥様と楽しくお話をさせて頂きました。

 

今までにもご主人様のお仕事で海外を転々とされていたS様ご家族。

やはりインテリアも様々なテイストのものがあり、それを素敵に組み合わされています。

今回はタイから帰国したばかりでお忙しい中、迎え入れて頂きました。

 

S様ご家族とは2004年から、約8年のお付き合いになります。

ご自宅を新築するにあたり、色々と家具を探されていた中、アビターレに御来店されました。

他と比べても価格があまり変わらず、材質もしっかりしたものを使用している、

という点からマルケッティ社のリブレリア(セミオーダー家具)をお選び頂きました。

 

 

温もりの感じられる木製のドアの玄関を入り、 

階段をあがった2Fの開放的なリビングダイニングスペースを中心にご紹介致します。

 

 

 

 

限られたスペースの中で広く感じられるよう、天井高を270cmにし、

カーテンを天井近くから吊るなど、色々と工夫されていました。

また、ドアが無く全てオープンなスペースで繋がっています。

 

お部屋に入って最初に目に飛び込んできたのは奥の壁一面のリブレリアでした。

 

上飾りや扉などはクラシックなデザインですが、

明るい塗装にしたことで重くなりすぎず、それでも存在感があります。

茶色の塗装で重くなるのを避けたかった、と奥様も話していらっしゃいました。

 

 

仕上げはクリーム色の”Panna”を選択。

ちょうどマルケッティ社が白い塗装を展開し始めた頃、オーダー頂きました。

 扉は現在廃番になってしまいましたが、象嵌の扉とはまた違った趣で

どっしりとした重厚さを感じます。

 

 

扉の中は大容量の収納です。

食器や細々したものを入れてご使用されています。

 

       

 

TV台やデスク部分にあるプリンター収納用の小さなリブレリアも

同じ仕上げでオーダーされています。こちらはとてもシンプルなデザインです。

 

 

以前はTVを台の上に置いていましたが、

現在は壁掛けにしてTV台は機器の収納と雑貨を飾る台になっています。

 

    

 

 

お部屋に入った時にもう一つ印象的なものがありました。

鮮やかなブルーの絵画です。

暖色系でまとめず、この絵を入れることで、グッと素敵になります。

 

パリの画廊で購入したもので、アフリカ育ちのベトナム人画家、

KELYNE(ケリーン)の作品です。(サイズ:144×85)

 

 

 

 

アオザイや陶器に使われるようなベトナムならではブルーの色味がとても素敵で、

よく見ると楽譜がコラージュされています。 

 

 

薄い黄色の壁、床はテラコッタ風のタイル、

両開きの窓から入ってくる心地の良い風と電気を付けなくても適度に明るく、

それでいて明るすぎない室内はヨーロッパの建物の中のようです。

 

    

 

エアデールテリアのクラちゃんも心地よさそうにお昼寝していました。

ジンバブエ生まれの13歳。立ち上がったら私達と同じくらいの大きさで

優しい瞳が印象的です。

 

 

風でふわりと舞う窓の繊細なレースは、日本で探された輸入生地。

カーテンレールはご友人のアイアン職人さんにお願いしたものです。

実は全てのお部屋のカーテンレールが少しずつ異なったデザインで作られています。

レールだけでなく、様々な場所にアイアンが使われています。

 

    

 

テーブルクロスをかけて使用していますが、ダイニングテーブルは

カッシーナのガラストップテーブル。幅は210cmあります。

チェアー、ソファーはパリのセレクトショップで購入したものです。

 

 

革ソファーはカーキのようなグレーのような何ともいえない深い色合いで、

タイで購入したクッションがポイントになっています。

ソファーに寝そべりながら風を感じてゆったり出来たら…何とも気持ちよさそうです。

 

 

ダイニングに座ってお話を聞いている間、アーチの開口部からチラリと見えるキッチンが

とても気になっていました。

扉が無い為見えてはいるのですが、見えすぎず、隠しておきたい場所は

見えない造りになっています。

 

 

アーチをくぐるとブルーの鮮やかな色と天窓と丁度目線の高さにある窓から光が差し込み

とても気持ちの良い明るい空間でした。

 

 

お料理が得意な奥様は、やはりキッチンも使いやすいよう様々に工夫を凝らしています。

手を洗ったり、ちょっとした事に使える小さな洗面台。

 

 

コーヒーや紅茶を飾るケースも素敵です。

 

 

初めての海外生活はイタリア・ローマでした。

色々と戸惑いもあったようですが、持ち前の明るさとコミュニケーション力で

とても楽しんで過ごされたようです。 

 

    

 

その時に購入したガラスキャビネットとワードローブ(1F)は日本に持ち帰り、

現在もご使用されています。

ガラスキャビネットの中には奥様お気に入りの小物たちがズラリ。

幾つかご紹介しましょう。

 

    

 

今までの赴任先や旅行先で手に入れた、一癖あるものばかり。

コレクションしていたカバの集団がまた可愛らしいのですが、

奥様のコレクションはふっと思わず笑ってしまうものが多いように思えます。

 

 

上に乗れてしまうくらい大きいカバの置物もコレクションの一つ。

一緒に世界を回った仲です。

 

    

 

こちらは南アフリカに赴任された時のもの。

ジャカランダというアフリカの桜によく似た紫の花をつける木で作られた万華鏡です。

木目と飴色の本体が美しく、覗くと夢中になってしまいます。

本当に珍しいものが多くありました。

 

 

設計段階から奥様も色々とアイディアを出し、理想の空間を作り上げていったそうです。 

季節のものを飾れる場所を作るために、キッチンの入り口の横にニッチを作りました。

さりげなく飾ることの出来るこのスペースには現在、奥様お手製の吊るし雛が飾ってあります。

 

 

伝統的な物の他にクラちゃんや赴任されていたパリの象徴でもあるエッフェル塔など

ご自分らしいものにされていました。

 

    

 

奥様は何でもまずご自身で挑戦してみるという行動力のある方です。

パリの蚤の市で見つけたボロボロの椅子を籐まで張り直してしまったり、

 

    

他にも、トイレのペーパーホルダーの位置が既存のものだと難しかった為、

ご友人に習い、これまたご自分で作られるなど、様々なところで感じ取れました。

 

    

 

 

3階にははご夫婦と御嬢様の寝室がありますが、こちらも工夫を凝らしています。

ベッドはアビターレでも定番のFG126。

 

 

ナイトテーブルを両側に置くにはスペース的に難しかったのですが、

ベッドのフレームと同じ仕上げの板を天板用にオーダーし、脚をアイアンで作りました。

同じ仕上げなので統一感もあり、私も是非試したいと思ったほどです。

 

 

現在は、以前ローマにいた時にご購入された大理石をカットし

アイアンの脚をつけてパスタやパンなどを作るための作業代を

製作する計画を練っていらっしゃいました。

 

建てた後も住みやすくなるようにご自身で少しずつでも手を入れていくという事は

中々出来ないことだと思います。

それを楽しそうにお話される奥様は、とても充実された日々を過ごされているのだと

思いました。

 

本当に楽しくお話をさせて頂きました。

その間ずっと、住宅地にも関わらず心地の良い風がずっとお部屋に入ってきて

ゆったりと過ごせる素敵なお宅でした。

 

 また是非ご家族皆様で遊びにいらしてください。

 お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

 

 

 

〈アビターレ取り扱い商品〉

マルケッティ社

リブレリア   壁面収納 FG900

リブレリア   プリンター台 FG900

リブレリア   TV台 FG900

ベッド      FG126

リブレリア     ナイトテーブル天板 FG900 

 

 

 

 

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