Classic House

お待たせいたしました。

今年はじめてのお客様宅訪問です。

 

都心にお住まいの今年でご結婚10年目を迎えるご夫妻 S様 のお住まいです。

 

ちょうどホテルでの結婚式の打合せの帰りに、

偶然アビターレの前を通りがかったのがご縁の始まりとなりました。

 

ウェスティンホテルの雰囲気がお好きなおふたりは、お部屋の内装が

そのイメージと近いこのマンションを選ばれました。

クリーム色の壁紙にオプションで頼まれたダークブラウンの腰壁、

床材と建具もダークブラウンで、クラシカルで落ち着く素敵なお部屋です。

 

ますはリビングルームから。

撮影の時期がクリスマス前だったため、ソファー横にツリーを飾られています。

ツリーのアクセントカラーは赤とゴールド。

壁面にはカナダ・トロント出身の Gregory Colbert の大きめのシックな写真。

人間と象とが交流する魅力的な作品で、クラシカルなお部屋で一際目を引きます。

額縁の色を家具と同じ色に揃えるなど、細部まで配慮されています。

 

ソファーの向い側の壁にはキャビネットと、それに合うような

シンメトリーなデザインのTVボードを配置しています。

無垢材のリブレリアでオーダーしたTVボードのため、家具とも違和感なく調和しています。

取っ手のデザインもお揃いにされました。

 

 

 
 

キャビネット上の彫りが美しい約100cm角のミラー は、

カラーを白かゴールドのどちらにされるか迷った末に、

奥様のお好きなカラーのゴールドでオーダーしました。

なかなか難しいカラーのはずが、

クリーム色の壁や両端のブラケット (フランクロイドライトのデザイン) とも相性がよく

お部屋にしっくりときていました。

 

 

キャビネットの上にはパリでご購入されたお気に入りのバカラのキャンドルホルダーと

蝶々のオーナメント LUCKY BUTTERFLIES をディスプレイされています。

インテリアだけでなく、奥様のファッションやアクセサリーもゴールドや赤をアクセントにされていて

センスのよさを感じられます。

 

 

 

リビングのアームチェアー奥には大きな窓があり、開放感に溢れています。

クッションやツリーの飾り、ポインセチアなど赤を効果的に配しています。

 

 

リビングの窓からの眺望です。

とても良く晴れた日で、隣接する緑の奥には東京タワーが見えます。

春は桜がとてもきれいに見えるそうです。

都会でもこんな景色を目にできるんですね。

 

 

ダイニング側からリビングを見たところ。

 

 

アームチェアーの上には奥様お手製のモスワークという モス (コケ) と

ワイヤーで作られたグリーンと白のリースを。

クリスマスだけでなく、一年中使える爽やかなデザインです。

 

次はダイニングエリアです。

ウォールナット材の伸張式コンソールテーブルで、55cmのリーフが3枚付いているため

W110xD55 から W110xD220 まで大きくなります。

写真のサイズはΦ110cmですが、壁際に半円形のコンソールとして置くことも可能。

天井高2,700mmと高く、ドアの高さもあるため、空間に広がりを感じられます。

折り上げ天井もクラシカルなお部屋のアクセントになっています。

 

 

 

ガラスキャビネットの中には、エッフェル塔のキャンドルと、ポーセラーツという

陶磁器に転写紙を使って絵付けをしたティーカップを飾られています。

ポーセラーツは奥様の手作りで、他にもお料理教室やハワイアンキルト、カルトナージュなど

ハンドメイドの習い事を掛け持ちされています。

お部屋にいるとあたたかく癒される気持ちになるのは、

奥様の手作りに囲まれているからなのでしょうか。

 

 

 

 

ガラスキャビネットの上には、こちらもモス (コケ) とワイヤーで作った

かわいらしいバスケットを。

 

キャビネットの鍵部分に取り付けたタッセルは、奥様のご友人が作られたもの。

ワインレッドが家具ととても相性がいいですね。

ここでもアクセントカラーが大活躍。

 

 

 

ダイニング側から廊下へ出ると、リブレリアで作った本棚が見えます。

大きさはW123xD30xH215cmと奥行きを浅くし、高さも天井からゆとりを持たせました。

そのため圧迫感なく壁面になじみ、建具の色ともぴったりです。

左手に続くエントランスホールからの見え方も華やかです。

リブレリアひとつで、雰囲気のある廊下に様変わり出来ます。

 

収納棚の一部分。

パリの画家・ドガの画集やポストカードがところどころに素敵に

飾られています。

御夫婦で毎年行かれるフランス旅行での思い出の品々が

たくさんディスプレイされていてひとつひとつ手に取りたくなります。 

 

 

 

リブレリア脇のエントランスホールには、

写真が趣味のご主人様が撮影したパリの写真を飾っています。

 

おふたりで今までに泊まられたパリのホテルのお写真なども

拝見させて頂きました。

 

 

ゆっくりとした時の流れが写真から伝わってきます。

パリのセーヌ川で、いい光の加減になるまで何時間も待って撮影した

何百枚の中の最高の一枚。

写真が趣味なだけでなく、テニスも大好きな(大学生と対等にプレイできるほど!)

スポーツマンのご主人様です。

 

 

 

次はベッドルームです。

逆光で分かりにくいのですが、ベッド下にたくさんの引出しとスライド棚がついた

便利なマルケッティ社ベッド FG405 です。

白いリネンにベージュのクッションをコーディネートし、ナテュラルな印象。

窓から注ぐ柔らかい光で、やさしい雰囲気に包まれるお部屋です。

 

王冠のクッションがとても可愛らしかったので、 もう1ショット。

ベッドのヘッドは無垢のウォールナット材です。 

 

 
 

 

 

   

ベッドの向側の壁には、またまたご主人様の撮ったパリの人々のスナップ写真。

逆光を利用して、なにげない日常を切り取っています。

モノクロでもセピア色でもないなんともいえない陰影がとても素敵でした。

 

窓際には愛らしいテディーベアーをアームチェアーに飾っています。

 

 

 

奥様はテーブルセッティングもお上手で、

黒の円形マットにエルメスのティーセットでおもてなし下さいました。

やはり円形のテーブルには円形のマットが合いますね。

また家具の色味と黒がなんともシックな配色で私達も勉強になりました。

甘党なご主人様がご用意してくださったケーキもとてもおいしかったです。

ちなみにイチゴとピスタチオクリームのタルトでした !

 

 

 

 

 

マカロンの入った小物入れも奥様がポーセラーツで作られたもの。

ピンクと黒の二色。

美しい容器に入れられた色とりどりのマカロン。

口にするのは勿体無いくらいでした。

 

ご夫妻は30代ですが、

家具は昔からあるウォールナット材のクラシカルなラインを揃えて頂いています。

今も変わらず家具は飽きないとのお話をいただくと、

私達も嬉しくなります。

統一感のある家具と奥様手作りのオブジェがコラボされた空間。

とても居心地のいいお部屋なので、あっという間に時間が過ぎてしまい、

おふたりの穏やかな暮らしを感じられました。

ご協力を頂きまして誠に有難うございました。

 

 

<アビターレ取扱い商品>

・テーブル MG138

・ガラスキャビネット FG422

・キャビネット MG267

・リブレリア FG900 TVボード

・リブレリア FG900 本棚

・ベッド FG405

・コーヒーテーブル FG415/B

・チェアー MG280

・アームチェアー TC027/L

・ミラー ES221