【I’m home.のご縁から7年後のフルリノベーションまで…】
2017年、アビターレショップに初めて御来店になったエレガントで笑顔の素敵な奥様。
御主人のお仕事でタイから帰国されたばかりとの事で、御新居の家具をお探しでした。
御来店のきっかけとなったのが、2012年の雑誌I’m home.no.60。
掲載されていたアビターレのお客様宅のイメージがとてもお好みだったとの事で、
アビターレショップに御来店、ここからお客様とのお付き合いが始まりました。
創刊20周年を迎えたインテリア誌I’m home.。多数のアビターレお客様宅が掲載され
現在も代表するインテリア誌です。(I’m home.掲載住宅①スタンダード・②ミックスで御紹介。)




お住まいは静かな湖畔にある30畳近いLDKのマンション。
マルケッティのダイニングセット、ティーテーブル、そしてrs.valeo社ベッドを
イタリアへオーダー…お客様との楽しいお時間を御一緒させていただいた事が
懐かしく感じられます。
私(山神)がアビターレのスタッフとして十年経ちましたが、
カラーやインテリアコーディネートを御提案させて頂いた
印象に残る大切なお客様のお一人です。
この度、時を経てお客様よりフルリノベーションを完成されたばかりのお便りと
お写真をお送り頂きました。当時の様子からお好きな世界観をお客様御自身で実現された
最新のインテリアまで御紹介します!
LDルーム
マルケッティのダイニングテーブルはサンドブラスト仕上げで繊細な象嵌模様入りが
お客様のイメージにぴったり。合わせたマルケッティチェアーは生地張りのモデル。
ファブリックはより豊富なラインナップのある布張りソファーブランドのイタリア・
rs.valeo(ヴァレオ社)の100種類以上の中からチョイス。
LDルーム全体のバランスを考え、お持ちの藤色のソファー、濃紫のアームチェアーの
色に合わせて、様々なご提案をさせていただきました。お客様も真剣に御検討され、
最終的にグリーン系のベルベットの花柄と無地を選び、ソファーコーナー用のクッションも
一緒にオーダーしました。

この当時私達も想像を膨らませ楽しみに納品を待っていましたが、
想像以上の素敵なコーディネートでクラシックでエレガントなお客様のイメージに
ぴったりのインテリアが完成し、大喜びしました。
それでは早速、リノベーション後のお住まいを御紹介していきましょう!

オープンキッチンから見えるダイニングルーム。チェアーのフォルムが綺麗です。
ダイニングセットは以前とは向きを変えてレイアウト。
時を経て、植物がすくすくと大きくなっています。

以前とはイメージが一新された室内。床のお色や上がり天井の工夫で
とても空間が広々と感じます。カーテンとキッチンは柔らかなグレージュで。
お好きだと仰ったI’m home.no.60のインテリアを彷彿させます。


夜はシャンデリアがキラキラと輝き、テーブル象嵌が浮かび上がります。


カーテン前のダウンライトがドレープに美しい陰影を演出。
そしてリビング側のソファー横のカーテンの中には、無機質になりがちなテレビと
エアコンを収納されているのだとか。
また壁の厚みを生かして造作したニッチには、シャンデリアとお揃いのブラケット。
好みの小物などをディスプレイされています。

ソファーコーナーには、マルケッティのティーテーブルをさりげなく。
ダイニング家具と同じ白2色仕上げにしましたが、マルケッティの得意とする木の風合いが
生かされています。
ソファーコーナーには藤色のソファーが見えます。バイオレットとグリーンの
相性は抜群。御主人様のお好きなたっぷりとしたアームチェアー。
クッションがダイニングとの繋がりを演出。
ベッドルーム
当初からファブリックベッドをお探しだったのでrs.valeo社でオーダー。
ベッドルームも藤色のイメージでお探しで、カーテン生地に合わせて
豊富な生地の中から組合せを選んだことをよく覚えています。

キングサイズボタン締めのヘッドボード(W200xH132㎝)サイズは圧巻。
エレガントなクラシックベッドルーム計画大成功です。
バイオレット色でも様々な表現ができ奥の深さを学ばせてもらいました。
フルリノベーションその他シーン
ここで他のシーンも御紹介させていただきます。
①トイレ・バスルーム
まるでホテルのような空間。
印象的な赤色の壁、白いミラーの映り込みが素敵です。
額にエルメスのスカーフを入れたというアイディアは真似したいですね。
②エントランス
扉を開けた正面には立派なアメジストドーム。神秘的な紫色、空気が浄化されます。
この場所にはコンソールを置かれる予定です。
またエントランスに便利なベンチも藤色のテキスタイルで。
このフルリノベーション、インテリアコーディネーターを入れずに
お客様自身でご計画なさったとの事。内装材研究また施工会社もご自身でお探しになって、
理想の世界観を実現されました。
ショップ時代に次回はと仰っていたご希望のベロアカーテンをLDルームに取り入れるなど、
お客様のこれまでの夢を形にされた情熱は素晴らしいと感銘を受けました。
アビターレループもそうありたいと辻本と熱く語りました。
最後にお客様のお声を…。
『マルケッティのダイニングテーブルは、本当に部屋と調和してくれて、感無量です。
一生物の家具と出会わせてくださったアビターレさんに感謝申し上げます。』
こちらこそ御協力をいただきまして誠に有難うございました。
これからお客様らしい暮らし方がインテリアに彩られ、
時を刻んでいく変化を楽しみにしています!
