【木漏れ日が差し込むお部屋】
秋晴れの気持ちの良いある日、センターテーブルのお買取りでお声掛け頂き、
お客様宅をお訪ねしました。
海外のような低層のマンション、リビングの大きな窓からはすぐそこに大樹がのぞめます。
明るい木漏れ日が差し込むリビングには、お手入れをしながらご愛用頂いている家具の数々。
センターテーブルの最後の記念にお部屋を御紹介させて頂きます。

アビターレショールームには、オープン当初から御来店頂き、スツールやベンチなど
布物もお好きで、リビングダイニング以外にも家具を御愛用頂いています。
一つの物をお手入れをしながら長く大切にお使いになられ、丁寧なお暮らしをなさっています。
今回は小ぶりな大理石のセンターテーブルをお求めになるという事で、
こちらのセンターテーブルをアビターレループに委ねていただきました。

正面のメインの窓に繊細なクラシカルな模様で印象的なフィスバのレースカーテン。
天井効果と床までのカーテン丈にしたことで、空間が広く感じられます。

ソファー(カッシーナ・マラルンガ)は上品な栗色、アームチェアー(ミノッティ)は
濃紫色とクラシックな家具との相性も抜群でした。クッションでアクセントに。
ダイニングコーナーはマルケッティのオーバルテーブルFG678にイギリスのチェアーを
合わせて御愛用。寄木風の天板に象嵌細工が施されている人気のモデルです。


窓下にはマルケッティのコンソールTC068とベンチ。
コンソールは伸長式のリーフが付いたモデルで、お客様はあえてリーフを広げてレイアウト。
リーフ支えの部分が意匠的なデザインで、完成されたデザインに見えますね。


お客様はイタリア・マルケッティ家具やソファー、イギリスやオランダなど
ヨーロッパの家具をミックスしてお使いになっています。ラグはMUNIを合わせて。
国やブランドが違えどもお好きなテイストで揃えられた素敵な融合のインテリアでした。
新しいセンターテーブルでこれまでとは異なったテイストがどのようになるか楽しみです。
それでは本題に戻り、今回お譲り頂いたセンターテーブルを御紹介します。
センターテーブルFG657
ウォールナット無垢材の天板に繊細な象嵌細工が施されたセンターテーブルです。
天板サイズの比率が象嵌の柄を綺麗に引き立たせています。
いつまでも眺めていたい美しい逸品です。

イタリア・マルケッティ
サイズ:W115xD85xH47㎝
素材:ウォールナット
仕上げ:Margo


仕上げはMargo(マルゴ)という色味で、ウォールナット材では艶のある薄めの仕上げで
アンティーク調の傷は控えめでエレガントなイメージです。

象嵌の柄は左右対称に4つがバランスよく描かれています。
エレガントな曲線の蔦はメープル材、丸い実はマザーオブパール(真珠母貝)。
こちらの象嵌を表現したマルケッティ・同シリーズの家具もありました。
マルケッティの魅力のひとつです。


家具はこれからお手入れ・リタッチを行い準備しますので
皆様お楽しみに!